おはようございます。
最近になって「あ、ブログの枕詞ってないなぁ…」って思いました。
アクセスはほぼTwitterからだと思うので、要らないかもしれないけれど、やはりほしくなりました。さて、どう考えようか…
今は雨ですが、昨日はビックリするくらいのいい天気でしたね(^^)
おはようございます😃
— 中村智一@柴山の木造建築大工 (@tn_architecture) 2018年2月13日
澄み切った青空。
キーンとする空気。
テッカテカの道路。
気持ち良すぎて一気に目が覚めました!
そんな今日を過ごすコツは「ソワソワしないこと」っす!(笑)
そんな記憶もあったかな〜
ほな、今日もご安全に( ´∀`)#イマソラ pic.twitter.com/MlTmG6wRO0
現場へ向かう道中で、凍った霧が太陽の光に照らされてキラキラと輝く現象に遭遇しました。
ダイヤモンドダストではないと思いますが、とてつもなくキレイでしたよ(^^)
まるで、グラスウール(断熱材)を天井に敷き詰めてる時のような…(・∀・)
さて。
話は変わりますが、昨日の作業は玄関の「付け巾木」の加工・取付をしてきたので、少しだけ紹介しますね(^^)
住宅などで、玄関から入って最初のところ、タイルや土間になってる所には框(かまち)があったり付け巾木と呼ばれるものが取り付けられています。
写真は弊社事務所っす。
今回は「パイン材」でした。
まずは、木目・色合いをみて、どこにどの材料を取り付けるか確認します。
無垢材は同じものは無いので、良く見える場所、そうでない場所、接合部分のバランスをしっかりと確認しておきます(^^)
で、決まったら必要長さに切断。
角と角の取合い部分の墨付けをします。
(スライド)丸ノコでジャーンと切って取り付ける方法もありますが、どうもアレは苦手です(^^;
どうしても“動き”があるので、それに対応できるやり方をします。
「留め型」と呼んでいますが、材料にあてがって45度になるスグレモノです。
これは自作(黒檀)。金属製のものも売っていますね(^^)
墨付けが出来たら、刻んでいきます。
反対側からも一枚。
スリットが入っていて、釘が無くてもガチっと固まるようになっています。
取付具合を見るのに仮に組んでみます
ええんでないかな?(*^^*)
全ての材料を墨付け、刻みをして取付にむかいます。
コツといいますか、教えられたことですが、墨付けなら墨付け、加工なら加工でやってしまいます。1本ずつやってたら動作が大きくなって時間もかかるし間違いの元にも…
あとは、材料に触れる回数を極力減らすことも大事です!
手の皮脂がついたり当てて傷がつくのを防ぐためです(^^)
真夏は余計気を使います(^^;
で、加工、面取りまで終えたら取付に向かいます!
一通り取付完了♪
完成時に見えなくなるところには釘やビスも使います(^^;
こういった材料の加工の形を全般に「仕口」と言うのですが、コレの呼び名は正確には知りません(・∀・)
「目違い枘留め」とか「廻り子留め」とか言われてるみたいですが、正確な呼び名は知らないです。
というか、よく和室の壁と天井の見切り材(廻縁・台輪)の加工で用いられる方法です
今回は、コレのいわばアレンジみたいな感じです。
他にも方法はあると思いますが、僕はよくやります。
構造材しかり、造作材しかり、こういった方法は先人たちの知恵ですね(^^)
パッとみると何気ないものですが、それでいいんです♪
「普通」に違和感がないって思われてナンボ(^^)
意外と住宅のあちこちで「これってどうやってくっついてるんだろ?」って思うことがあったりしますよ(^^)
昔と比べて、今は工具もあるしスゴク楽になったと思いますけどね♪
今日はこんな感じ!
それではまた♪