昨日(2月1日)は「天赦日」及び「一粒万倍日」だったそうですね。
どちらもSNSのタイムラインでの投稿で初めて知りました。
天も赦す日、一粒が万倍になる日。
文字からしてもなんだか縁起がよさそうです(^^)
「大安」や「建築吉日」は知ってましたが、上の二つは人生で初めて知りました!
↑こちらに分かりやすく記述がありましたよ
って、スゲーなSNS!スゲーなインターネット!
改めて思います。もう、調べられないことなんて無いのではなかろうか???
と、縁起が良い日だったそうですが、僕はと言うと普通の日でしたよ…
相変わらず、材料加工の日々が続きます。
もう少しでメドがたちそうです(^^;
請負工事で平屋とはいえ、家一軒分の内部造作材を一気に作ろうっていうんだから、ソコソコのボリュームが…
そろそろガッツリ現場に行きたいぞ( ´∀` )
で、こう材料を加工してくのですが、どこにどんな大きさの材料が必要で、どんな加工をしなければならないのか?
あらかじめ決まっていて、頭の中や実際に詳細図を書いたり見たりしながら加工し続けていきます。
そこで必要なのが「選り(より)」ですが、樹種から材料の木目、反り勝手、色味などなど…
紙やデータ上だけでは判別できないセンスが必要となってきます(^^)
で、そこで出てくるのが「節」。明日は節分ですが、「ふし」ですね(^^;
日本の…特に和風の住宅では、節が柱などに見えるのをあまり良しとはされていません。
最近では、節をあえて上手に見せるやりかたもありますがね。
それでも節の有無が材料の価格を左右する大きな要因の一つです(^^;
床材、壁材なんかに節のある材料なんかを使ったりしますけどね。
好みもあると思います(^^)…が、やはりバランスが大事ですよね。
あ…それで節なんですが、木材でいうと大きく三種類くらいに分かれます。
その前に、節がない状態を「無節(むぶし)」といいます
で、最初は「生き節」
木材の表面と節がしっかりくっついていて、目をつむって触っても何処が節なのか分かりにくいです(年数がたつとわかるかな)
これも生き節。
一般的に、節を見せる木材ではこの「生き節」がほとんどです。ほとんどです。
次はその対義語?「死に節」です。
木材表面と節の繊維?が離れてしまっています。表面がツライチになってない場合が多く無垢板の床材なんかでこれがあると、ハネて使います。
写真は自宅の柱ですがね(^^;
通し柱で二階の部分なので良しとしたのでしょう(^^;
最後は「抜け節」
えぇ。節が抜けてしまってありません。死に節もそうですが、こうなると使いどころに困ります。
「あえて見せる」やりかたもありますが、床材、壁材、天井材では完全アウトです。穴空いてありますからね(^^;
…が、「埋める」ということも出来るんですね。
別の木の枝を使い「生き節」風に見せるのか。
同じ材料を使い「節が無かったかのよう」に見せるのか。
「見せない見せ方」も加工技術の一つだと思います(^^)
「千切り継ぎ」みたいに見せるやりかたもありますしね(ある意味埋木かと)
加工者のセンスが試されるところ…
さて、どうしようかね~(^^)
ワクワクします♪
ではまた!