おはようございます。
「一月は行く」「二月は逃げる」「三月は去る」
といった言葉はよくできてるなぁとつくづく実感するもので、早くも二月後半、今年も50日をこえています。
「師走」も含めると1年の1/3はあっという間に過ぎていくのでしょうか(^^;
歳を追うごとに時間の進み方が早くなってきている気がしますが…
やらなければならないことが増えているのか
やりたいことで溢れているのか
若しくは、その両方なのか?
いくら振り返っても仕方ないので、毎日コツコツと進んでいくしかないんですけどね(^^;
今回は、現場での出来事。こんなん書きました
以前、釘のことについてさわりの部分を書いたのですが、住宅の施工…特に内部の施工については、釘はほとんど見えない状態にするのがほとんどなんですね。
下地段階では結構使うのですが…。
見た目だったり、質感だったり、鉄製であればサビなんかの事もあるので当然と言えば当然なのかもですが、意外と見えない(見せない)ように使っていたりしていて、そんなところをご紹介(^^;
ピンネイル・カリクギ・カクシクギ
写真は昨日の仕事での1枚です。
床板の見切り材(写真左側)を取り付けた後、床板(写真中央)を貼っています。
写真に見える床板の右側部分の釘跡は次の床板を貼るときに隠れるとして、今回は省略!
あわせてこの記事も見てみてください(^^)
n-b-construction.hatenablog.com
で、実は、最初の写真。
床板と見切り材付近の床板側に釘が打ってあるのです。
分かりますか?
写真ではほとんど分かりません(^^;
実物を見ても、目をよ~く凝らしてみないと気づきません。
拡大しました(^^;
本音を言えば、見えないしごとなので見せたくないですが(笑)
この針の穴のようなものも釘跡なんです(^^;
で、留めつけているのが、この工具
ちなみに、釘はこんな感じ
試し打ち
釘自体が0.6㎜程度なので、ほとんど見えません。
釘頭にもわずかに着色もしてあります。
さらに、木部に「水を打つ」といよいよ見えなくなってくるんですね(^^)
主に洋室の廻縁(まわりぶち)、巾木(はばき)なんかでよく使います。
あとは、小さい見切り材や上の写真の場合なんかも…(ここは普段見ない場所、物入れ的な要素の場所の為…)
で、他にみえない釘として使うのがカリクギです
このカリクギは、あとでペンチなどで引っこ抜くようになっています。
だから仮釘なんですね(^^)
もう一つ、僕はあまり使いませんがカクシクギなんてのもあります。
この釘はですね、少し特殊で、打ち込んで固定させた後、釘を切るんです。
ポキッと折れます。頭だけ飛んでいくんです(^^)
初めて見た時はけっこう衝撃でした(^^;
いずれも木工用の接着剤併用です。
あまり見せたくないところなんですけどね(^^;
こういう工夫もされていますって言うことで…
ちなみに、絶対に見せられない場所!も多々ありまして、こういう所は釘は使いません!
仕口や形状で工夫するんですね(^^)
年数を経ても隙間ナシ。
最後は釘は使わない!!ってオチになりましたけどね(^^;
今日はこの辺で!
ではまた♪