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こんなクッソ寒いのに換気をしなければならないワケ

おはようございます。

 

寒い……ですよね?

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起きた直後の自宅から…すご

現在で積雪が約20㎝ってとこです。
昨日の夕方から断続的に降り続き、半日たってこんなんです。

 

毎日、最低気温も氷点下。最高気温も5℃以下とかしょっちゅう。(但馬では…)

今季の冬将軍はなかなか強そうですね(^^;

 

となれば…というか、冬なればそうなんだけど、当然のようにつけますよね?暖房。

エアコン、石油(ガス)ファンヒーター、ストーブ、コタツに七輪などなど……

種類、方式も様々ですが、すべての暖房器具について言われているのが「換気」。

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そう、換気

 

で…

 

「そんなんわかっとるわ!」とか聞こえてきそうですが、おさらいとしてできるだけわかりやすくお伝えできたらと思います。

今日はそんなお話。

 

 

 

換気=室内(空気)環境をよくする なんですが、部屋の湿度を整えるのと、新鮮な空気を取り入れるという理由に分けられます。

 

まず湿度についてですが、エアコンの場合、運転し続けると湿度がだんだん下がっていきます。冬場だと湿度30%を下回ることも…

となると、インフルエンザなどのウイルスが好む湿度になってくるわけで…
(インフルエンザウイルスは20%で活発に繁殖。50%以上で死滅と言われています)

エアコン運転の場合は加湿器の併用をオススメします。

加湿機能のあるエアコンとかもありますけどね。DAIKINさんが出されています。

 

ほな、ウチは小さい子供もいるしガンガン加湿もして…ってなると、今度は結露やカビの発生の原因となるので、加湿しすぎにも注意です(^^;

 

一般的に快適な室内の温度・湿度は、冬場で

   温度:18℃~22℃  湿度:45%~60%

と言われています。

 

で、石油ファンヒーターだったら、水蒸気でるから大丈夫なんじゃない⁉
(灯油が1リットル燃焼すると約1リットルの水蒸気が発生します)
ってなるかかもしれません。

確かに、石油ファンヒーターの場合、湿度の下がり具合はエアコンよりも緩やかです。

でも、水蒸気と同時にCO2も出ますからね(^^;

ガスファンヒーターも同様です。CO2がでます。

燃焼機器の換気を促すサインがついてるのはそのためです。

 

「ウチ、空気清浄機持ってるから大丈夫♪」と言っても、こまめにメンテナンスしてなければあまり意味がないかもしれませんね(^^;
加湿機能もついてると、タンク部分の洗浄などのメンテナンスも必須です。

 

あと、人体からも水蒸気とCO2がでます。

さらに、部屋で活動しているとホコリなんかも当然発生します。

 

 

となると、その問題を効率よく解消してくれるのが「換気」なんですよね。

 

換気が必要なのはその為です。

 

平成15年の法改正で、24時間換気システムの設置が義務付けられました。

ざっくり言うと、「1時間に部屋の空気の半分を入れ替えなさいよ」ってやつです。

「24時間換気システム」というといっても、ご自宅にそんなんあったっけ?という方もおられるかもしれませんね(^^;

住宅ではなかなかの第3種換気の方式(自然吸気・機械排気)がとられており、居室に給気口がついていて、トイレ・浴室・キッチンの換気扇などで排気されるというやつです。施工も容易でコストも低く抑えられます。

あまり目立ちませんが、寒いからと言って、給気口をふさいでたり、排気のスイッチを切ったりしてたら意味ないですしね(^^;

 

寒くて動きたくもない季節ですが、自分やおうちの人たちを守るため。

こまめに換気をしましょう(^^)

少し寒いくらいで死ぬことはありませんから(゚∀゚)

 

 

ではまた(^^)