ナカムラブログのただいま工事中!!

日々のこと、地域のこと、仕事のこと、考えたことなど、ゆるく気楽にやってます

釘のこと

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泥だらけ  冬はしゃーない  但馬路(たじまみち)

 

雪でのいつまでも乾かない濡れた道路、凍結防止剤、現場から出たホコリ(笑)←ウソ

 洗車したいです…(T_T)
ってか、しないと車にとって良くないですよね。
いつになったら洗車できるようないい天気になるんだろう……

 

あ、スタンドに行けばいいのか(^^;

 

 

おはようございます(^^)
今日は日曜日でお休み♪仕事始めから最初の休みです(*^^*)

で、用事があって明日も休みをもらってるので、家族で神戸へ出かけてこようと思ってます。
神戸市内で、冬独特の汚れ方をした80系ノアを見たらおそらく僕です(笑)

 

 

 

今回は釘やビスについて。こんな感じです―みたいになると思います(^^;

 

まずはN釘。釘と聞いて思い浮かぶのがこの形じゃないでしょうか?

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38㎜ 45㎜ 50㎜ 65㎜ 75㎜ 90㎜ 125㎜

「鉄丸釘」って言います。

他にもステンレス製のもの。銅釘、真鍮釘、仮固定用の釘…
胴部がスクリューになってるもの。着色されているもの。釘頭が極端に小さいもの、大きいもの…

用途、場所によって使いわけをしますが、数えられない位の種類があります。

 

そして、それを打ち込むのが金槌。

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玄翁(げんのう)と先切り金槌


どちらも用途はほぼ同じ。釘を打ちこんだり、材料をコンコンと叩いたり…
(昔は「柄」でよくどつかれましたが(笑))

玄翁ですが、打ち込む面が、片側が平面。もう片側は少し膨らんでいます

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平面になってます

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反対側。少し膨らみが…わかりにくいかな

普段は平面を使って釘を打つのですが、そのまま木材に打ち込んだら、玄翁の跡まで木材に残ってしまうので、打ち込む直前にひょいと返して、凸面(木ごろし面)で材料に傷がつかないようにします。
木ごろし面だけで大きな釘を打つことは…出来なくもないけど高確率で曲がります(笑)

 

普段使っているのが先切り金槌。軽くて使い勝手がいいから…ですかね?(^^;
いつもは大きな面で打ちますが、釘頭だけを打ち込みたい時に尖った方を使います。
しっかり釘を木材に締めこむためです

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釘だけを正確に狙います。失敗すると…(^^;

 

同じ釘でも、手で打つのではなくて機械で打つ道具もあります。

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釘打ち機

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ワイヤー連結ロール釘

空気圧の力で、一発で釘を打ちこむことができます。

この機械が出たことで、本当に…劇的に作業性能が上がりましたね。

建て方が1日で終えることができるのもコレがあるからこそ。
広い面積の屋根を釘1本ずつ手で打っていたらとうてい1日じゃ終わらないです。

建築現場で「プシュッ、プシュッ」とエアーの音がしてたら大体これ使ってます
(某リフォーム番組でもよく聞く音です)

 

近年は釘打ちと言ったらこればっかりかもしれませんね。
1本打つのに1秒かかりませんからね。

 

 

「釘を使わない方法で…」「釘1本も使わずに…」とかたまにテレビとかで聞きません?

それがすごいことみたいに言われてるけど…いや、確かにすごいんだけど、釘はコレ1本で木材同士をつなぎ合わせる、昔の人が考えた素晴らしい材料の一つだと思います。

用途、場所に合わせて色々な釘を使って家は作られていくんです(^^)
家だけじゃないですけどね。

 

釘と並んでよく使うのにビス(ネジ)があるんだけど、それについてはまたどこかの機会に…

 

 

あ!釘を打って木材が割れるとき、釘の先端(尖った方)を軽くたたいて打ってみてください。不思議と割れませんよー(^^)